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5年目を迎えるにあたり

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いよいよ明日からハーバード社会起業大会スタディプロブラムで私たちは訪米してきます。2010年が初回で、ついに今年は5年目となりました。

過去、何年間も集客がうまく行かなかったり、豪雪災害に直撃されたり、大変な事続きで、雨宮さんも田辺も損得抜きでがんばってきた5年間でした。二人の志がなければすぐに終わっていたプログラムではと思います。何よりも、過去のご参加者の方々の支えがあったから、5年間続けてくる事ができました。そして、私たちが提携しますH.I.S.さん、現地でサポートくださいました方々への感謝も大きくあります。

「若者に世界を見てほしい」と、本スタディプロブラムは学生の方々の参加を歓迎しています。実際に、参加の before / after で劇的に考え方や行動が変わってしまった方々が、年代を問わずに続出されています。

しかし、昨今で個人的に心配なのは「参加費を払えば世界最高の環境を体験できて、素晴らしい人々と出会える。自分の人生も上向きに変えてもらえるだろう」と誤解されてしまい、殊に若者で、受け身の姿勢が生まれてしまう事です。

率直に申せば、社会を行きて行く事は、絶えず前向きに道無き道を進む事です。本スタディプログラムで世界の社会起業やCSVのダイナミックな潮流に思い切りひたれますが、世界の潮の流れは大変激しいものです。

瞬発力と根気で、道無き道を積極的に前進し続けて行くガッツがなければ、社会課題の解決はとてもできません。人が創った物差しに自らを合わせるのではなく、自らが物差しを創る人物になる事で、勝負強く、豊かな人生を送れると信じます。ですが、フロンティア開拓に伴う孤独や心身の摩耗に装甲を厚くして耐えねばなりません。

例年、変わらない思いですが、今年も、一人でも多くの方が、道無き道を進んで行く個人の力強さを、世界に出る事で体得していただけたらと願ってやみません。その一方で、オリンピックの水泳日本代表のように、積極的にチームワークをし、ファミリー感満載になって、強いつながりから起業など新しいエネルギーが爆発するとも私は信じております。

「海外旅行に慣れていません」という方々が今回も参加されます。もし本スタディプログラムがなければ、ハーバード社会起業大会や、Teach for America を始めとした訪問先に一生行こうと思えなかった日本での暮らしだったかもしれません。ですが、そのような方々が気持ちを上げて、世界に飛び出して行くきっかけを、本スタディプログラムが創ってきたとするならば、地道ながら意外にも日本にとっても大事な仕事になっているのではと、5年目にして私は感じております。

明日からの渡航に、心を踊らせています。過去の労苦を思い出しながらも、ワクワクが止まりません。今年もどのようなドラマが生まれるのか、運営スタッフながら、楽しみでなりません。

今年は5年目にして初めてクラウドファンディングにて皆様に支援のお願いをさせていただきました。ご支援を下さいました皆様に、この場をお借りしまして、心からの御礼を申し上げます。

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