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武井実良さんの死去から3年

Miyoshitakei

2011年1月16日に故武井実良さん(たけい・みよし、享年42)がJR目白駅にて転落事故に遭遇し、お亡くなりになってから、今日で3年になります。

訃報:武井実良さんのご冥福を申し上げます。(2011/1/17)

武井さん夫婦に私は公私共々お世話になっていましたので、痛恨の極みでした。

駅のホームは視覚障がい者・盲ろう者にとって「欄干のない橋」です。ホームドアがあれば、武井実良さんのように国際的に活躍されていた日本人が都会の奈落に落ちる事はなかったと思います。

あまりに今回の事故が痛ましすぎた事から、鉄道各社はホームドア設置を加速させていきました。

武井さんが転落された目白駅にも、ついに2013年11月にホームドアが設置されました。下記の映像は設置された目白駅のホームドアが稼働する様子です。

武井さんの転落事故以来も、視覚障がい者や、いわゆる健常者の転落事故は後を絶ちません。

「ホームドアさえあればよし」という事でもないと思います。周囲の見守りやおせっかいな声がけは欠かせません。

しかし、命は取り返しがつきません。視覚障がい者・盲ろう者はホームドアのある駅ならばほっとして移動できます。

少子高齢化時代となった日本において、少なくなった子供たちがホームを駆け回ります。飲酒をしたサラリーマンがホームから転落します。声がけには限界があります。物理的な安全策としてのホームドアは誰にとっても必要であり、ホームドアを日本の安全技術を示す新産業として、今後も設置の普及を願うばかりです。

そして、武井実良さんの置き土産は、全盲でもテニスという3次元競技ができる、ブラインドテニスです。生前の武井さんが登場するNHKニュース映像と試合映像です。

今回、貴重なご本人の講演映像も見つかりました。ご本人の語りを聞いていると、亡くなったのが信じられません。

生前の武井さんの夢は、ブラインドテニスがパラリンピック正式種目に採択される事でした。その夢は引き継がれ、今後も国内外で活動は広がっていきます。

いつも私はJR目白駅を通るたびに黙祷を捧げています。

天国の実良さんに、合掌。

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