道内JR駅、ホームドア整備進まず
全国的な関心が広がっており、北海道新聞さんでも、ホームドアの未整備問題が取り上げられています。
「列車の種類によってドアの位置が異なり非常に困難」で、鉄道会社には思考停止してほしくないと思います。道内で犠牲者が出てから検討になるような、後手の対応にならない事を強くお願いします。
(以下、引用です。)
道内JR駅、ホームドア整備進まず
駅のホームからの転落事故を防ぐホームドア2 件や可動式ホーム柵の設置が遅れている。ホームドアなどの設置が努力目標となっている1日平均利用者5千人以上の駅は約2800駅あるが、3月末までの設置数は498駅。来年度以降に予定されているのは285駅にとどまる。道内では札幌市営地下鉄の全駅に設置される計画だが、JR北海道はほとんど設置を予定していない。
国交省は9日、ホームドア2 件設置に関する検討会の初会合を開催。整備促進策や鉄道事業者への支援策、設置基準の策定などを目指して議論を始め、夏ごろまでに中間取りまとめを行う方針だ。
道内では、札幌市交通局が08年度までに市営地下鉄東西線の全19駅に可動式ホーム柵を設置。南北線(16駅)は13年度、東豊線(14駅)は18年度までに設置する計画だ。なお東西、南北、東豊の3路線全駅に設置した場合の費用は計156億円を見込んでいる。
一方、JR北海道は道新幹線の新函館、木古内、奥津軽(青森)の3駅すべてに設置する計画だが、それ以外の設置は予定していない。利用者が5千人以上となるのは31駅あるが「列車の種類によってドアの位置が異なり非常に困難」としている。
(北海道新聞 2011年2月10日)
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