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障害者の自信につながる旅を NPOがガイドブック

(以下、引用です。)

障害者の自信につながる旅を NPOがガイドブック

http://mytown.asahi.com/areanews/tottori/OSK201006290092.html

 安川敦子さん(72)=南部町池野=は障害者の旅行をサポートするNPO法人「とっとり・トラベルボランティア・ネットワーク」の代表を務める。松江市 のNPO法人などと協力し、山陰地方の観光地のバリアフリー対応の情報をまとめたガイドブックを5月に完成させた。養護学校の教諭を務めた経験をいかし、 ただ楽しいだけではなく「生きるための大きな自信につながる旅」を支えている。

 鳥取砂丘ジオパークセンターで今月10日、観光ガイドを担うボランティア向けの学習会があった。メンバーら20人に囲まれるように座った講師役の安川さ んは「車いすを押すだけがサポートではない。自分でこげるところはさせてあげて」「視覚障害者の食事の介助は『12時のところにお刺し身があります』と、 時計の数字の位置で説明するといい」と助言した。

 大阪府生まれ。小学1年で母の実家である境港市に疎開し、中学生まで暮らした。大学卒業後は大阪市立中学校の体育教師になった。結婚を機に退職したが、 請われて養護学校の非常勤講師に。養護教諭の資格を取った。

 重度の障害で首から下が動かせない12歳の女子生徒がいた。体温が下がらないようにマッサージをし、絵本を読み聞かせた。初めは全く反応がなかったが、 目線で絵を追いかけるようになった。言葉にならない声も、うれしいのかおしめがぬれて不快なのか分かり、気持ちが通じ始めた。「その子の潜在能力を見つけ てあげる教師の楽しさを感じた」と振り返る。

 自分で食事ができない男子生徒に重りを付けたストローをくわえさせ、口の筋力を鍛えた。いつも垂れていたよだれが収まり、2年後にスプーンで食事ができ た。「本当の支援とはその人の力を引き出すこと。出来る力の芽をつむ支援ではいけない」

 7年前、自然に囲まれた場所で夫婦で第二の人生を送ろうと南部町に来た。庭に養護学校の生徒が職業教育で作ったヤマアジサイの苗が300本植えられてい る。ヤギ1匹、猫5匹と暮らす。

 とっとり・トラベルボランティア・ネットワークには2008年の立ち上げ以前からかかわった。昨年は1年間かけて県内の10カ所以上の旅館などを回り、 バリアフリーの状況を調べた。鳥取、島根両県や松江市のNPO法人と協力し、車いす対応トイレや身体障害者も泊まりやすい宿泊施設を紹介したガイドブック 「山陰バリアフリーの旅」を作り上げた。

 「今後は韓国や中国から来る障害者をサポートできれば」と考え、言語研修も検討している。「障害者にとって旅はチャレンジの一つ。旅を通して他のことに も積極的になる精神が育まれる。生きるための大きな自信につながる旅をして欲しい」

(朝日新聞 2010年6月30日)

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コメント

障害児の父です。児といっても 46歳ですが、一度
砂丘に行ってみたいと言っています。一番 気になることは、果たして砂丘に行けるだろうかとの不安です。それと 障害者用のトイレです。今の内なら私が(父)車で連れて行けますが、そちらの現状が分かりません。果たして砂丘の上を車椅子で行けるかどうか・・。そこで ”山陰バリアフリーの旅”のことをを拝見しました。宜しかったら、購入の申し込みをしたいなですが、どのようにしたら、手に入るでしょうか。障害程度;脳梗塞による左半身不随(肢体・1級です)。宜しくお願いします。

投稿: 八木 稲記 | 2010/09/23 21:49

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