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熱血!与良政談:「裸踊り」を私もする=与良正男

(以下、引用です。)

http://mainichi.jp/select/opinion/yora/news/20100625org00m070022000c.html

熱血!与良政談:「裸踊り」を私もする=与良正男

 散々「もう辞任を」と書いておいて何を今さら、と言われそうだが、鳩山由紀夫前首相の大きな功績は「新しい公共」という考え方を打ち出したこと だったと思う。医療や介護、教育など役所に任せっきりだった公共的な仕事に進出するNPOなどが増えている。何とか経済的にも自立して、職業としている若 者も多い。官でも民でもない分野を政府が支援するという話。

 「観念的だ」とか「きれい事だ」とか言う人が私の周りにも多い。だが、前内閣は寄付税制の拡大や税額控除方式の導入など具体策も残した。4年ほど 前から、その大切さを書き続けてきた私としては喜ばしい限りだ。

 簡単に言うとこんな仕組み。例えば病気を抱える子どもがいる共働き夫婦に代わり、子どもの保育の手助けをするNPOがある。それに共鳴していくら かの寄付をすれば、一定割合が税金から控除される。つまり、その分のお金は国や自治体に回らない。

 これが拡大すれば一部とはいえ、役所と議会に委ねられてきた税金の使い道を私たちが選べるようになる。税金を徴収し、予算として配り直す「富の再 配分」に市民がかかわれば、「お任せ政治」からの脱皮にもなる。

 さて先日、鳩山さんが「私に『裸踊り』をさせて下さったみなさん、有り難うございました」と簡易型ブログ・ツイッターに書き込んで物議をかもし た。「国民は裸踊りにつき合わされてきたのか」と怒った新聞もあった。

 実相はこう。22日の本紙夕刊で鳩山さんがインタビューに答えていた通り、13日夜、東京・高円寺のガード下(!)の小さなイベント会場に、「新 しい公共」を広げようという若者たちが集まり、会合を開いた。そこに鳩山さんがひょっこり顔を出した。冒頭、こんな海外映像が流れた。

 丘の上で上半身裸の男性が1人で踊り出し、最初は笑って見ていた周囲の人が「これは楽しいかも」と次々とまねをし、最後は全員が踊り出す……。 ムーブメントはどうしたら起きるのかを考察する結構有名な映像という。鳩山さんはこれを受け、「新しい公共に取り組ませてもらって、若い人たち、ありがと う」と言いたかったのだ。

 実は私も鳩山さんが来るとは知らず、その会場にいた。参加者一人一人が公共を担い、壊れかけた社会を立て直す。そんな熱気にあふれた、いい会だっ た。だから私も裸踊りの輪に加わろうと思っている。(論説副委員長)

(毎日新聞 2010年6月25日)

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