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「地域に呑み込まれる」

個人的な話で恐縮ですが、昨年11月に結婚して高島平で新生活が始まりました。

高島平にて、医療と障がい者就労の社会起業である、「高島平手がたりマッサージ治療室」も5月から本格化します。

奥さんは高島平で地域活動4年のキャリアがあり、私も地域の方々と多くの時間をご一緒する日々になりました。

しかし、誤解を恐れず申しますと、地域の難しさを学び直す日々です。

民間企業のスピードと、地域のスピードは違います。 コミュニケーションに多くの時間を割く必要があります。 フレームワーク思考や、時間単価の考え方は地域では殆どありません。

長期的な高い目線を志向する人もあれば、まず目の前の問題に集中したいとの人もいます。 地域活動へのやる気の差も大きいです。 あいまい決着を望む雰囲気もあります。

「地域に呑み込まれる」ような感覚さえ覚えます。 日本の地域経済が劇的な変革や成長ができずに停滞し続けている理由も、改めて実感し始めています。

しかし、地域を単位として社会課題の解決をし、その後他地域へ横展開していくソーシャル・イノベーションを起こすのが社会起業家であるとすると、飛び込んで、地域へどっぷり浸るのが大切なのかもしれません。

ムハマド・ユヌスさんの自伝を読み返していますが、ユヌスさんも地域で多くの時間を割いていました。

しかし、ユヌスさんは博士号を取得した大学教員であり、目線の高さを維持したまま、地域で活動をしていました。

読書や専門家との議論等を通じて「目線の高さを養う時間」と、「地域の活動の時間」をどうミックスし、どう相乗効果を生むのか、困難と思いますが、追求していきたく思います。

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社会起業家」カテゴリの記事

コメント

おもしろく読ませていただきました。

私は中国の地域開発を政府の視点から研究していました。中国の農村開発を考えるようになってから,下からの(つまり地域住民からの)働きかけによる地域発展に興味をもっています。

事例として日本の社会起業家はおもしろいと思っています(研究対象のように申し上げてすいません汗)。

ぜひがんばってください!!(o^-^o)

投稿: 岡本信広 | 2010/04/22 12:14

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