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「持ち出し経営に苦しんでいます」

先日、このようなご相談をいただきました。

「私たちのNPOでは収益事業はあまりできておらず、メンバーからお金を集金して『持ち出し』で運営を続けています。 しかし、いいのでしょうか? どうしたら打開できると思いますか?」

このような市民団体が全国でほとんどと思います。 ボランティアベースで行われています。

持ち出しであっても、続けることは、かけがえないと思います。 過去、社会起業家を応援くださった報道でも、「赤字でもがんばれ」とのものでした。

しかし、「持ち出し」は、組織が赤字体質に染まっていることを示しています。

赤字である限り、社会的信頼は得られません。 経営者が頭を方々に下げて資金調達をしてきても、それが単に人件費など費用に消えるのならば、いわば寄付をスタッフに対してしているだけになります。

「持ち出し」から脱却するには、鬼になり、黒字決算を徹底するしかないと思います。

経営破たんについての解説本を昨今かなり目にしましたが、「現預金の残高に着目するキャッシュフロー経営が必要だ」との見解は共通して説かれていました。

情熱派の人ほど、仏の心で、身の丈を超えて「持ち出し」をしがちと思います。 私もそうでした。

ですが、それで収支が合わなくなり、経営危機になっては何もなりません。

社会起業家は社会の課題を経済システムを用いて解決します。

経済システムの仕組みに逆行して「持ち出し」を続けることは、どこかで無理が発生しており、実は無謀なことなのかもしれません。

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