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辞任表明の背景についての考察

福田首相の辞任表明は、不可解で、残念であり、その背景について、考えてみました。

福田首相が昨年選ばれたのは、若くとも頓挫した安倍前首相に比べ、70代で、「老練で、安定感がある」という理由でした。

しかし、辞任表明のニュースは、その安定感が、虚飾だったことに、日本中が驚いたのだと思います。

農林水産業や、中小企業・大手企業の担い手は、かつてない苦しみの中にあっても、投げ出しせずに、起業家精神を奮い、続けている人も多くいます。

今、NHK大河ドラマで、幕末をテーマに放映していますが、当時の将軍たちが代替わりをするのは、自ら命を落としたときでした。 基本的には、死ぬまで在任していたわけですから、文字通り、命をかけて政権運営をしていたのです。

高度成長期、福田首相の父、福田赳夫氏と田中角栄氏も、最高権力の座をめぐって、ハングリーに争っていました。 壮絶な苦労の末に、自らの努力で首相に就くわけですから、「政権投げ出し」は考えられませんでした。

しかし、自らの努力というより、譲られて首相についたことで、最高権力の機能は果たせても、その意味や重さについて、淡白になってしまったのではと思います。

しかし、「安定感ある」人が、虚飾だった事は、悪い冗談のようであり、日本を覆う悪夢のようです。

ただ、冷静に、数年前の2005年を振り返りますと、同氏が官房長官時代、突然辞任をしていた人ではありました。 その意味で、淡白さは、ご本人の中では、今に始まったことではない、とお考えなのかもしれませんし、その事実を見過ごして、昨年、福田氏への支持が集まってしまったのは、軽率だったといえると思います。

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コメント

福田さんを見ていると、リーダーには2種類いることを実感します。「与えられたゲームで上手に立ち振る舞う人」と「ゲームのルールそのものを作り出す人」です。福田さんは明らかに前者です。派閥政治が当たり前だった時代には、それなりの役目を果たせたのかもしれません。
今は明確なルールが分からない混迷した時期で、後者のようなリーダーが求められています。そしてそれはまさに「チェンジメーカー」と呼ばれる人たちだと思います。

投稿: Taro Kaizu | 2008/09/03 11:17

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