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「富士山をどう動かしますか?」

今、NHKクローズアップ現代にて、「富士山をどう動かしますか? ~ “地頭力”(じあたまりょく) の時代~」が特集されていました。

「地頭力は、どのようにしたら高められるのか、学生も、企業も、必死である」と、番組では指摘されていました。

「0から1を生みだせる人材は、企業の既存の人材ではいなくて、新しく入ってくる学生から求めるようになった」とも。

地頭力は、どのようにしたら高められるのでしょうか? 

筆者も考えてみました。 

このブログをご覧下さっている、就職活動中の学生の方々も、困っておられるのではと感じました。

筆者は、地頭力は、問題解決力であり、更に申しますと、設計力と思います。

ただ、学生時代、遊んですごしていたり、バイトに明け暮れたり、家に引きこもっていたりして、あまり頭を使っていなかった。 人とのコミュニケーションも、うまくない。 就職活動に入ってしまい、どうしたらいいのか、と、多くの学生の方々が、戸惑っておられるのではと思います。

今回の番組では、算数が多く使用されていました。 しかし、文学部や、国際関係、社会科学系の学部出身の学生さんには、いきなり算数を駆使するのも、ちょっと困るかもしれません。

簿記会計の知識が、商業高校卒業レベルでもあれば、まだ良いですが、在学中に簿記3級を受けたことのある学生さんは、大多数ではないと思います。

でも、まさに、上記のような学生が、筆者でした。 社会人になってからも、論理的思考能力を養うのに困り果てて、外資系コンサル会社に勤務していた30代前半時代、20代前半の優秀な後輩にやりこめられたりしていました。

でも、0から1を生むことは、可能です。 社会起業家は、0から1を生む人たちばかりです。 

今、日ごろ心がけていますことを、以下に記します。

1.大きく考える。

従来の常識の制約を一旦外して、自由に、オリジナルに考えます。 ぜひこちら(「大きく考えること」)もご覧ください。

2.図を描きながら考える。

文字や数字の情報を、全体像がわかるように整理して、ひとつの図にして把握します。

いきなり図に完璧にできなくても良いです。 試行錯誤して、図にして、整理する癖をつけます。

3.相手にわかるように、絵を描くようにアイデアを説明する。

話す最初は、全体像をイメージしてもらうようにします。次いで、各部分の話に移ります。

4.文殊の知恵を生むように、相手に働きかける。

一人の知恵は、最初はたいしたことはありません。 文殊の知恵で、情報は共有した瞬間から、進化を始めます。 逆に、閉じて隠した瞬間から、陳腐化が始まります。 情報の活かし方を習得しましょう。 場の活気が重要です。

5.最後に、設計する。

「映画を撮影するのは、ギャングが銀行強盗に行くのと同じだ。一つ一つの段取りを、精密に決めなければならない」との映画監督の言葉が伝わっていますが、細部に神が宿ります。

全体像を決めて、細部まで、要素の相互がうまく機能するように、設計します。 (ここで簿記の知識があれば、実務では強い。)

もしゲーマーでしたら、シュミレーションゲームとかいいかもしれません。

でも、地頭力は、最終的に、その人の哲学や価値観まで行きます。

番組で出題されていた問題で、「富士山を動かすにはどうするか」について、番組では「トラックで土を何回も運ぶ」という答えが紹介されていましたが、番組を拝見しながら、私は、日本列島そのものを動かして、富士山も連動させる方法を考えていました。 考える単位を広げてみる。

企業で、0から1を生む人材を受け入れることは、「中から変わらねば、グローバル競争で生き残れない」という危機感と思います。

でも、「新しい発想を、してもいいんだ」という学生の皆さんには、追い風です。 いよいよ、新しい世代の時代がやってきます。

最後に、論理的思考能力を高めるのに、お勧めの本を紹介します。 筆者が、サラリーマン時代、論理的思考能力の不足に、本当に困ったのですが、この本で一気に打開できました。 わかりやすい良書と思います。 ですので、地頭力は先天的ではなく、後天的に強化できると思います。 一緒にがんばりましょう!

41pj4z8b4pl問題解決プロフェッショナル「思考と技術」(斎藤 嘉則、ダイヤモンド社




そして、「大きく考える」には

Aa240_2 マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった(ジョン・ウッド、ランダムハウス講談社)

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コメント

NHKのクローズアップ現代で「地頭力」ということについて放送されていました。
富士山を動かすにはどうしたら良いでしょうか?などの質問に答えるというものでした。
この質問に対する僕の答えは…

①富士山はもう動いているので何もしない!だって地球は回転して動いている。地球上にある富士山は一緒に動いている…だから何もしない。

②地球温暖化のアクセルを踏めば地球内部のマントル対流が活性化して各々のプレートが多方向に動き出す…岩盤も動きだす…富士山も動きだすので 僕の答えは「地球温暖化のアクセルを踏む」です。

考えようによっては、いろいろあります…

投稿: △ | 2008/04/04 12:59

△さん

ありがとうございます。

いつも、コメントを下さった方には、個別にメールで御礼やお返事をしていますが、今回は、ブログ上で、お返事します。

筆者も、マントルの活用を考えました。

でも、他の方法もあるかもしれません。

もし、他のアイデアが浮かんだ方は、お気軽に、コメントへ記入してください。

投稿: 田辺 | 2008/04/04 13:53

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