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強い社会の前提とは

3月上旬に訪米し、改めて「強い社会の前提とは」と、考えさせられました。

「アメリカは戦後最大規模の景気後退に見舞われつつある」とも指摘されていますが、市民の方々は、相変わらず元気なのです。

シカゴの空港内の銀行での一幕です。

筆者がドルと円の両替をお願いしていましたら、隣の窓口で、アフリカ系の人でしょうか、たどたどしい英語で、一生懸命大きな声で話しています。

窓口の職員も、時間をかけて、一生懸命聞いています。 ときどき、「言いたいのは、こういうことか」と、助け舟を出しています。

多様であることを前提とした社会の強さ(厚み)を実感しました。 

アメリカは移民の国であり、アフリカ、アジア、ヒスパニック、中東、ヨーロッパと多様な構成員です。 ですので、何かのアイデアを説明するとき、聞いてもらう初めからは、理解できない人がいる可能性があるので、ゼロからわかりやすく説明します。 知らないことを質問したり、自ら言うことも、恥ずかしくありません。

一方、私たちの国は、同質であることを前提とした社会です。 同じように学校で勉強し、就職活動をし、企業へ入っていきます。 「知らない」ことは恥であり、質問をする事に勇気を求める社会です。

多様ゆえに、複数の選択肢が存在できます。 ひとつが不調になれば、別の選択肢がすぐ出てきます。 健全な意味の競争原理があり、共和にせよ、民主にせよ、政権交代もあり、民主主義が機能しています。 ですので、将来を切り開ける選択肢が選べるので、一つに固執して、過剰に悲観論に振り回されることもありません。

ボストンで、市民コーラス団のコンサートを、今回お聞きしましたが、なんと元気なこと。

「多様性は力」と、改めて感じました。

しかし、私たちの国も、実は多様な社会です。 それを、同質を前提に運営しようとするから、いろいろの社会の課題が発生していると感じます。

多様であることを前提とした社会に、一社会起業家として貢献したく思います。

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