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社会起業家をまずやってみたい方に

「社会起業家として独立してみたい。 でも、自分はサラリーマンで、部分的なことしかわかりません。 経営を知りません。」

「社会起業に関心がある。 でも、学生の自分は、どうしたらいいのでしょうか。」

「『起業は海に飛び込め』と、よく本やセミナーで聞きます。 でも、飛び込むより、何か工夫して、浅瀬から、しずしずと海に入って、泳ぎを覚える方法はありませんか?」

上記のようなご相談を、筆者はよく伺います。

「せめて、安月給か、ボランティアの手弁当でも、修行させてくれるところはありませんか。」

でも、よく考えますと、すでに創業している社会起業家の方々も、資金が潤沢で、経営に余裕があるというわけでもなく、まして、一般企業も、人の教育の余裕はなくなっています。

ボランティアさんの受け入れといいましても、どの社会起業も、受け入れ体制作りなど、結構大変なのです。

どうしたらよいか、筆者も考えました。

たとえ、一旦、既存の社会起業に修行に入るとしても、「自分のご飯は自分で稼ぐ」のが、もっとも歓迎されます。 つまり、社会起業の収入(会計でキャッシュインといいます)に関する活動に、参加を始めるのが最善です。

社会起業の収入とは、何でしょうか。 営業による収入や、NPOの場合、助成金等の資金調達による収入もあります。

ですので、一番の早道は、この人だと思う社会起業家のドアをたたいて、「営業やらせてください」と直訴することです。

社会起業に限らずですが、仕事は、常に社外のお客様を向いた、営業に関する活動であるべきです。 それを通じて、社会状況の開拓を行い、社会の課題を解決します。

トップは営業に行って、なんぼですが、スタッフも、営業マインドにあふれるべきです。

営業で、社会起業が生む新しい価値を、お客様に提供し続けることで、社会起業の収入を上げて、その中から、自らの給与を生み出していく。 または、自ら、助成金申請活動や、寄付の仕組みを作る活動をして、その中から、自分の給与をたたき出していく。

もうひとつ、可能性があるとしますと、企画書の作成業務です。 社会起業家は、新しい企画を次々に発想しますが、パワーポイントでの作成には不慣れだったりします。 ですので、企画書作りに慣れている人で、「おっしゃっているのは、絵にするとこういうことですか」とその場で作成すると、社会起業では大歓迎されます。

ともあれ、自分ひとりで売る自信がつき、チームワークで仕事をする(プロジェクトマネジメント力をつける)事になれたら、独立するのが良いのではと思います。

必要に迫られての起業も、もちろんあります。

社会起業に、ビジネスエリートからも、参入が相次いでいますが、筆者は、社会で余った人が、参入してくるのが醍醐味と思います。 例えば、アメリカでIT産業が生まれたときも、社会で余った人が、ガレージに集まってきて、始めました(マイナーはメジャーの第一歩)。 

ですので、今、風采が上がらなくて、ぜんぜんいいと筆者は思います。 現在、くすぶっている人や、職場で「空気が読めない」等と虐待されたり、算数や論理的な思考が苦手だったり、出世が遅い人等、リセットして、どんどん社会起業に打って出るべきと思います。

社会の課題は、はじめから「これだ」というのがなくてもいいのです。 やる中で、出会っていきます。

はじめから100%はありません。 60%の確信でも、(20%の直感でも)、あまり一人で思い悩まず、まずは行動です。

社会起業は、身の丈で始められるので、従来の規模追求のベンチャーと違い、開業時の借金等に代表される、従来の起業の無理が、比較的ありません。

そして、仕事は、人間を成長させます。 

相撲で「化ける」という言葉があります。 そして、人間の誰もが、「化けられる」のです。

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