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10月5日:視覚ハンディキャップテニス、NHK総合にて紹介

目が見えなくても、飛んでくるボールを気持ちよく打ち返すスポーツは可能でしょうか?

従来の常識では不可能とされてきましたが、ある障がい者マッサージ師の方が、視覚ハンディキャップテニスを開発し、可能にしてしまいました。

常識をひっくり返す、「社会的弱者」が現れています。

明日(10月5日、金)18時10分からのNHK総合「首都圏ネットワーク」にて、視覚ハンディキャップテニスが紹介され、上記のマッサージ師の方も登場します。

実は、オフィスマッサージ「手がたり」に参加されている武井悦子さんのパートナーである、武井実良(みよし)さんです。 悦子さんも目が見えませんが、ベテランの施術技術、そしてアフターファイブは、多くのスポーツやコンサート等を楽しんでいます。 こんな素敵な夫婦はいない、とさえ筆者には思えてきます。

以下、視覚ハンディキャップテニスについて紹介された新聞記事を引用します。 なお、紙面の表記では、障がいでなく、障害とあり、そのまま入力しました。

(以下、引用です。)

耳澄まし・・・ボール負う

視覚ハンディキャップテニス

考案の武井さん、普及に全力

 目の不自由な人が音の鳴るボールを打ち合う視覚ハンディキャップテニス。このスポーツを考え出した東京都豊島区のマッサージ師、武井実良(みよし)さん(39)が、パラリンピックの正式種目入りを目指そうと国内外を飛び回っている。競技が誕生したのは20年前。きっかけは「見えない空間を飛んでくるボールにありったけの力をぶつけてみたい」という、高校生の時の思いだった。(久松弘樹)

 武井さんは子どものころから兄弟3人と一緒に公園で野球をするのが好きだった。全盲の武井さんはいつもピッチャー役で、バッターにはなれない。「飛んでくるボールを打ち返せたら気持ちよいだろうな」と思っていた。

 当時、視覚障害者の球技として、鈴やベアリングなどを入れて音が鳴るようにしたボールを地面に転がすスタイルのものはあった。だが、球が空中を飛ぶ場合は、たとえ音がしても自分との距離をつかみにくく、打ち返すことはできないのが常識だった。

 でも地面を弾むたびに音がするなら、ボールの軌跡が分かるはず-。武井さんは「テニスならどうか」と考えた。試しに、プラスチック製のボールに金属の玉を入れ、盲学校の体育館で教師にバウンドするように投げてもらった。

 「シャンシャン」。音が近づいてくる。3度目のバウンドで、音は間近にきた。「そこだ」。一歩踏み出し、力いっぱいラケットを振った。「ポーン」という音と、しっかりとした手応えが気持ちよかった。

 この日から、武井さんはボールの改良に没頭する。スポンジ製のボールを買って半分に割り、音が鳴るものを入れ、試作品を作り続けた。おもちゃのカプセルも試した。

 3年後、鉛の粒が入ったピンポン球を埋め込んだスポンジボールが完成する。障害者スポーツの専門家の協力でルールも作られ、90年10月、第1回視覚ハンディキャップテニス大会が開かれた。その後参加者は全国に広がり、現在、競技人口は300人を超えた。

 パラリンピックの正式種目入りを目指し、NEC社会貢献室の支援で1月に英国、今月には韓国を訪れ、盲学校の子どもたちに披露した。テンポよく打ち合う音に、みんな「本当に目が見えないの」と驚いた。

 今月30日には、東京都の都障害者総合スポーツセンターで視覚障害がある幼児から高校生までを対象にした講習会を開く。健常者もアイマスクをして競技を楽しめる。

 「耳を澄ました先に見えてくるボールにありったけの力をぶつける。その楽しさを伝えたい」と武井さんは話している。

 日本視覚ハンディキャップテニス協会の連絡先は、049-231-2121。

キーワード
視覚ハンディキャップテニス
 バドミントンのコート(縦13.4メートル、横6.1メートル)を使用。ネットの高さは80センチ。音が鳴るスポンジボールを使う。通常のテニスは1バウンド以内に打ち返すが、視覚ハンディキャップテニスは、全盲者は3回、弱視の場合は2回、バウンドするうちに打ち返す。

注)記事中に写真があり、「音を頼りにボールを追う武井実良さん=東京都豊島区で、久松写す」

(朝日新聞、2007年9月25日)

(引用終わり)

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コメント

田辺さん。ご無沙汰です。PWCで一緒だった岡田です。
ダイヤモンドで見ました。がんばっていますね。

私も同様のことを一部グループ会社で行っています。

一度連絡でもいただければと思います!

投稿: 岡田和典 | 2007/10/06 11:47

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