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良い就職とは

Goodwork

昨日、ある大学生の方から、筆者は質問を頂きました。

「就職活動のものさしとは何ですか?

私は大学時代、世界を旅しました。そこで、世界各地の若者は元気が一杯なのに、日本の若者はニート問題など、元気を失っていることにショックでした。

ですので、日本で若者の問題に、仕事で取り組みたいと考えました。

就職活動になり、問題を伝えられる仕事をと、広告代理店を受けましたが、次々落ちて、一方、知人から紹介された金融ベンチャーの会社からは、内定が出ました。ベンチャーもいいと思います。

でも、私は金融の話はさっぱりわかりません。会社から内定した学生が呼び出されて、他の学生の話を聞いたのですが、みな金融に詳しいです。

海外から日本に帰国した直後、『若者の問題をやりたい!』と熱くなったのですが、今、現実に、どうしたらいいのか、本当にわからなくなりました」。

筆者は、就職活動のものさしとして、「良い就職とは、会社も自分も一緒に成長できること」と考えます。 

この記事の冒頭の図の参照をお願いします。

A:「会社が成長し、自分が成長する」。最善の就職と考えます。

B:「会社は成長せず、自分が成長する」。悪くはありませんが、自分が成長したくても、「出る杭を打て」で、上司が足を引っ張ったりします。抵抗力はつきますが、3年以上は勤めにくいかもしれません。

C:「会社は成長するが、自分は成長しない」:経営陣は優秀で、今はどんどん伸びているが、社員の研修等を考えてくれていないケースです。悪くはありませんが、長期的に見ると、没落する会社の可能性があります。

D:「会社も、自分も成長しない」:いわば、タイタニックに一緒に乗り、静かに一緒に沈んでいくケースです。ただ、再就職活動で、本当に苦労することがあります。

上記の場合、ご本人として、将来の夢(この方の場合、若者の問題へ取り組む)とリンクがあれば、そのための準備として、違う業界に入ることも、プラスになると思います。

もちろん、早く始めるに越したことはない、という見解にも、賛成します。

先日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」で就職活動について特集していましたが、会場の8割の大学生が、「たとえ有名でない中小企業でも、入社にこだわりはない」と答えていました。 彼ら・彼女らは、大手企業でなくても、自分も一緒に成長できる会社に、就職したい思いなのです。

大手企業・中小企業は、関係ありません。

バブル崩壊前までは、就職活動は、同じ大学の先輩との出会いなどで、なんとなく決まっていました。でも、今の学生は、意識が高いといえます。企業が、それに応じられず戸惑うことが、若者の早期退職・失業問題の本質と筆者は思います。

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