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北海道南西沖地震 その後

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話は、1993年7月にさかのぼります。

当時大学4年生の筆者は、北海道南西沖地震の災害ボランティアとして現地に5ヶ月住み込み、避難所の当番や、奥尻町役場の職員の方々と救援物資を島内に配送していました。

当時の避難所(青苗中学校内)に開設された、臨時郵便局前の風景Epson002_1

避難所の臨時テントの風呂当番をしていました。 風呂は、被災者の方々の楽しみでした。Epson001_1

現地で出会った少年は、当時中学二年の14歳。

彼は父親を災害で亡くし、数年後に母親も追うように亡くなり、天涯孤独の身となりました。
こちらも、よろしければご覧ください)

ですが、親がいなくても、子供は育つもので、立派な青年(27)になりました。

彼は、今、奥尻島を出て、関東に仕事で来ています。

1月2日に彼の家に訪ねていきました。

1年半以上のごぶさたでしたが、電話一本ですぐ戻れます。

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彼はラジコンカーを出してきてくれました。 二人でおバカになりました。

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当時、奥尻に災害ボランティアに来られていた大阪の塾長さん(現在は保育園)に、震災以来13年ぶりの電話です。

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1993年の震災当時、ボランティアという言葉は現場で普及していませんでした。神戸震災は1995年(「ボランティア元年」)で、その後にNPO法が出来ました。ですので、当時は何も理論的な根拠がなかったのです。

しかし、ボランティアでは長続きしない(サステナブルでない)、実は社会は変わらない、と現場に入れ替わり来られる多くのボランティアと出会いながら、島で感じました。

筆者は現在、社会起業コンサルティングを通じて、社会の構造が本格的に変革できるようにとの本業に至っています。

日常、ビジネスを説いていますが、筆者の人生テーマは、難民問題です。

ビジネスがおかしくなり、国家がおかしくなると、難民が生まれてしまいます。予防が大切なのです。

原点は、奥尻の焼け野原であり、今後も軸はぶれません。

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コメント

ジミーちゃん、元気そうでよかった。和孝が元気そうでよかった。あの丸々してたけど小さかった和孝が、すっかり大人になっちゃって・・・。震災7年後の奥尻を訪ねたときは、ボランティアで当時来ていたというと、亡霊でも見るかのような目で見られたのを思い出します。もう、「震災の奥尻島」と言われるのに島民はうんざりなんだろうな、暢気に釣に来てくれるほうが嬉しいんだろうなと思いました。奥尻が過去を忘れず、しかししっかりと乗り越えて未来を築いていってくれることを願っているし、応援したいと思っています。

またね。

投稿: おざわさちこ | 2007/01/06 13:39

おざわさん

ありがとうございます。

コメントのお返事にと、改めておざわさんの紹介サイトを見てみました。

ずっと変わらぬ志を感じて、心から嬉しいです。


内閣府男女共同参画局:小澤幸子
http://www.gender.go.jp/e-challenge/case/case.php?ID=116

社会貢献支援財団「21世紀若者賞」
http://www.fesco.or.jp/winner_h17_342.html

ハイチ友の会
http://friendsofhaiti.home.mindspring.com/j_new/index.html


初志貫徹。 お互い、これから大変なこともあるかしれませんが、よろしくおねがいします。

投稿: 田辺 | 2007/01/06 14:17

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