« 11月18日:NPOマネジメント講座@蒲田 | トップページ | SIJへの愛は変わらず »

11月23日:エコ・テクノ2006@北九州・小倉

Pb220146

11月20日~23日に、小倉駅から徒歩5分の西日本総合展示場にて、エコ・テクノ2006が開催されました。

会場受付の様子です。
Pb230154

場内の様子です。
Pb230156

23日には、「企業とNPOの協働による新しい可能性」のパネルディスカッションが開催されました。

プログラムは、以下です。

13:10~14:00  基調講演
 「企業とNPOの実りある協働とは: WIN-WINの関係を築くために」
  大阪大学大学院 国際公共政策研究科 教授 山内 直人

14:00~14:30 事例報告
 「北海道における新しい市民の力 市民風力発電」
  NPO 北海道グリーンファンド 理事長 杉山 さかえ

14:30~15:00 事例報告
 「九州における新しい町の活力 バイオマス事業」
  NPO 伊万里はちがめプラン 理事長 福田 俊明

15:00~15:10 ~休 憩~

15:10~16:40 パネルディスカッション 「九州の環境ビジネスとNPOの協働の可能性」
 パネリスト
  大阪大学大学院 国際公共政策研究科 教授 山内 直人
  NPO北海道グリーンファンド 理事長 杉山 さかえ
  NPO伊万里はちがめプラン 理事長 福田 俊明
  K-RIP需要創出部会 部会長 吉田 哲雄
  (有)フォレスト・プラクティス 代表 田辺 大
 コーディネーター
  滋賀県立大学 環境科学部 助教授 鵜飼 修

会を通じ、筆者は二つのことに気づきました。

(1)産業が立ち遅れている地域にこそ、社会起業家が必要。
・大阪や東京のように、マーケットがあるところにしか、NPOや社会起業家は存在できないのでしょうか?
いいえ。 アサザ基金尾瀬ドーフなど、大都市に依存しなくても、勝負できている事例は多くあります。

いわば、マーケットが小さいところでも、資源が少なくても、勝負できる方法はある。

会では、九州の各地のNPOの運営者の方々と意見交換できましたが、まさに、大都市でない地域で、活性化の為に、社会起業が必要ではと感じました。

グローバルの流れで例えますと、開発途上国で社会起業家が注目されているような状況が、日本にもあると、実感しました。つまり、資源があって、いわゆる市民意識が高いところでの社会起業(イギリス、アメリカ)もあるのですが、資源が乏しくても、事業を立てていく戦略です。

(2)大学に、社会起業論が必要。
・九州経済は、今、活気があるといわれています。例えば、トヨタ、日産、ホンダが相次いで工場を開設しています。

しかし、地元の人にお聞きすると、「北九州市内には大学があっても、卒業すると9割以上は、福岡・広島・大阪に流出してしまう」と指摘されていました。
確かに、メーカーの工場は増えて、ブルーカラーの求人は多いが、大卒のホワイトカラーの求人は、構造的に殆ど無いというのです。
考えますに、上記のような大手企業は、本社がある東京や、名古屋で採用すると思われます。

そして「若い人が地元にいなくなり、高齢者が増えていく。NPOの担い手は、高齢者が多くて、若い人は食えないのではと、始めたがらない」。

東京では、若い人がNPOへ行く傾向が生まれていますが、九州ではそうでない事がわかりました。

そして、考えを深めますと、大学に、経済学や企業組織論の授業はあっても、起業論はそれほど多くありません。ましてや、社会起業論は皆無といっていいでしょう。

「社会起業の講座を、大学時代に受けられるようになって、卒業後、地元で起業する若者が増えるといいのですが」。 地元の人は、熱く語ります。

|

« 11月18日:NPOマネジメント講座@蒲田 | トップページ | SIJへの愛は変わらず »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

田辺様 エコテクノの貴殿のセミナーにて、開始前に突然会場でお声をかけたiです。覚えていますでしょうか?(社会起業家と環境というプレゼン資料を突然お渡ししてしまいました!)
小生は来年の春には北九州に戻ります。小生は生まれも育ちも東京です。しかし、今日本が本当に元気になるためには地方の活力向上が必須だと思っております。まさしく貴殿のblog内容のような問題意識を持って活動を開始しようと考えています。
貴殿の行っている事業に大変興味があります。小生は貴殿のような事業を九州にて実施したいと強く思っております。
是非、別途ご連絡させていただきますので、宜しくお願いします。

投稿: 縁の下の力持ち担当 iです。 | 2006/11/30 18:31

i さん

ありがとうございます。

セミナー前に、お声を掛けてくださり、
良く憶えております。

頂きました企画書も、拝見しました。

ぜひ、情熱と、慈悲の心と、構想で、がんばってください。

そして、実行あるのみです。

もし同業になれたら、本当に嬉しいです。
社会起業コンサルティングが、地域再生のインフラとして、広がっていけたらと思うのです。


今後とも、よろしくお願い申し上げます。

田辺

投稿: 田辺 | 2006/12/04 10:52

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/31850/12842689

この記事へのトラックバック一覧です: 11月23日:エコ・テクノ2006@北九州・小倉:

« 11月18日:NPOマネジメント講座@蒲田 | トップページ | SIJへの愛は変わらず »