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良い方針とは

わかりやすいことです。

なぜって? 中世の中国で、イキな言葉があります。

北宋の時代、王安石という改革派の政治家が、宰相に抜擢され、既得権益に切り込む政治改革を推し進めました。

ある日、皇帝の神宗に「善政(良い政治)とは何か」と聞かれて、このように答えました。

「堯舜のなすところは
至簡にして煩ならず。至要にして迂ならず。至易にして難からず。
ただ末世の学士、大夫、聖人の道に通知する能ず。
故に常に堯舜を以て高くして及ぶべからずとなし、
聖人の経世立法は常に中人を以て制となすを知らず。」
            (『王安石』 佐伯富、中公文庫)

(筆者訳)

「堯舜(ぎょう、しゅん:古代中国の伝説的な良い政治家たち)のしたことは、

 最も簡素で、わずらわしくない。
 最も要点を得て、まわりくどくない。
 最も容易で、難しくない。

しかし、後世の研究者、政治家は、(堯舜のような)聖人のやり方がわからなかった。

よって、いつも堯舜はレベルが高くて、及ぶことは出来ない、と決めつけてしまい、聖人が経営したり、方針を決めることは、いつも普通の人(中人)を基準にして、制度にしていたことを知らなかった。」

アインシュタインが、難解な理論を近所の子供たちにわかりやすく話した、という逸話も有名ですが、いわゆるエリートさんたちが難しい言葉で向かってきたら、びびらなくて大丈夫です。言ってきているご本人も、実は良くわかってなかったりします。

マーケティングや、企業理念も、かんたんがいいんです。

かんたんでないと、賛同の輪は広がりません。


わかりやすくいきましょう。

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