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ジダン選手の退場

060711france

ココログメンテナンス
2006年7月11日(火)14:00~7月13日(木)14:00で
一切の更新ができかねました。 日々ご覧下さっている方々、
誠に、感謝申し上げます。

さて、W杯が閉幕しました。

TV中継を、筆者は業務であまり見れていなかったのですが、
決勝戦でのジダン選手の退場は、印象深いものとなり、一筆とります。

ジダン選手は、イスラム教徒であり、移民のサクセスストーリーを体現した、英雄として語られてきました。

しかし、自分の引退試合を、レッドカードで幕を引き、筆者は大変に残念に思いました。

ただ、その後、出身や家族を蔑む発言を受けていたという報道が明らかになり始めました。

(以下、引用)

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/worldcup/news/20060713k0000e050027000c.html

「挑発がなければ、それに反発する(暴力)行為も起こり得ないということだ。責められるべきは挑発してくる人間だ。W杯の決勝で、自分の選手生活の終わりまであと10分しか残っていないという状況で、自分の喜びのために私があんな行為をやったと思いますか。」

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/worldcup/news/20060713k0000e050042000c.html

「イタリアの政治家カルデロリ氏(上院副議長)が『イタリアチームが(仏チームを指して)黒人、イスラム教徒、共産主義者のチームを破った』と言ったのは私が頭突きをした行為より劣悪だと思わないか。私にはショッキングな発言で、深く傷ついた」

(いずれも、2006年7月13日 毎日新聞)

そして、母親の声も報じられてきました。

(以下、引用)

http://www.mainichi-msn.co.jp/sports/soccer/worldcup/news/20060713k0000e050039000c.html

ジダン:息子をほめたたえたい…ジダン選手の母語る

 【ローマ海保真人】英大衆紙「デーリー・ミラー」によると、ジダン選手の母マリカさんは友人に「息子(ジダン選手)が家族の名誉を守ったことをほめたたえたい」と語った。イタリア各紙もマリカさんの言葉を転載した。

 マリカさんは一連の出来事を聞き「本当にむかついている」と言い、「W杯の決勝であろうとも、ひどい侮辱に甘んじてはならない。家族一同、(ジダン選手の)選手生活がレッドカードで終わったことを深く悲しんでいるが、彼は少なくとも名誉を守った。サッカーより大事なことはある」と話した。

 さらにイタリアのマテラッツィ選手に対し「軽べつの気持ちしかない。彼が言ったことが事実ならば、ひどい目にあわせてやりたい」と語ったという。

(2006年7月13日 毎日新聞)

不確実な時代ゆえに、英雄待望論は、全世界共通と思います。
ましてや、どのような言葉にも平然とプレーするのがプロと思います。
メディアが、不必要にジダン擁護に流れていないか、用心して見ていく必要も感じます。

しかし、サッカーより大事なことがある、という彼の母親のコメントは、筆者は賛同します。 
そして、退場を招いた背景がなぜ生まれたのか、現象だけにとらわれない思索が必要と思います。

わが国では、手順の整合性や、ノウハウ論が重視されて、
生きる力、マインドの強さや自信について、論じられることは少ないですが、
グローバルでは、(日本人には信じられない)型破りが、大きな結果を勝ち取る事があります。
それは、生きるために大切な力です。

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