« 稼ぐ人、安い人、余る人 | トップページ | ブログの方向性について »

黒船

先日、一日を通じて、海外とわが国の関係について考えさせられました。

朝。 ぷらっとホーム大森(HPの更新は遅れていますが、リアルはかなり進んでいます)でミーティング。

参加されていた福祉の専門家の方から、こんなエピソード。

「イラク戦争時、イラクの学校から日本の福祉の学校へ交流希望が入った。
双方の生徒たちにとっては千載一遇。 
しかし、日本の学校はいずれも『欧米の学校がいい』と拒否。
私たちはNPOで学校をしているので、話を受けて、今、盛んになっている。
日本は、アジアの国から期待されているのに。」

変わって、その日の晩、恵比寿で、社会起業家の会合に、偶然にご案内を頂き、参加しました。

そこには、先日フィリピンでの社会起業家のフォーラムに日本人として唯一人参加してきたという方がおり、
現地の話を教えてくれました。

彼は、わが国日本の社会起業家は、国内で日本語で仕事ができてしまうこともあって、
今まで英語での情報発信が殆どできていない、と指摘した上で、
アジア各国の中で、日本の事例は皆無に近いほど、知られていないとコメントをしていました。

例えば、福祉、教育などで、日本の取り組みはいろいろありますが
それは、アジアでも起こっていて、珍しくなくなってきている。
アジア各国に、日本は抜かれている可能性さえ感じます。
少なくとも、日本通過(Japan Passing)は始まってしまった。

日本人の社会起業家が、国内視点で、英語で発信してこなかったつけが、回り始めています。
説明責任を果たせていない。

楽しさを最重視するアマ精神は必須ではありますが、
それだけでは、わが国の社会起業家は、独立リーグで終わると思います。

朝のイラクの学校の話と何か関連を感じました。

わが国日本は、国内だけにあくせくし、
人材の成長の芽を摘み取る、国を挙げての閉塞システムが出来てしまったと感じます。
引きこもり、フリーター、リストラ、地域間格差。。。 

現場から遠ざかり、リスクをとることに嫌悪する人々。

果てに、マネーで、ITで、そして
社会起業で、アメリカに負けるだけなのでしょうか。
ある専門家は、今後、ビル・ゲイツ氏の財団(ゲイツ・メリンダ財団)が日本に乗り込み、
日本の社会起業家は
無残な状態になるのでは、と辛口の指摘をなさっています。

W杯の如く、現実は厳しいと思います。
英語での発信、ひいては、海外での大会に日本の社会起業家は
どんどん出て行かないといけないと思います。

黒船はもう、来ていると感じます。
グローバリゼーショソという名の黒船です。

ですが、世界のサステナビリティーのために、わが国しか提案できないことがあると思います。

それは、物まねではなく、極めてオリジナルな視点と思いますし、追求して生きたいと思います。

|

« 稼ぐ人、安い人、余る人 | トップページ | ブログの方向性について »

時事コラム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/31850/11077171

この記事へのトラックバック一覧です: 黒船:

« 稼ぐ人、安い人、余る人 | トップページ | ブログの方向性について »