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北朝鮮ミサイル発射と危機管理

5日未明から夕方にかけて、北朝鮮からミサイルが発射され、日本海に着弾しました。 

奥尻災害ボランティアや神戸(西宮・芦屋)災害ボランティアで被災した現地に住み込み、震災地の焼け野原が、筆者は原光景で、危機管理がテーマです(持続可能な成長:サステナビリティーは最上の事前予防であり、危機管理と思います)。 また、2002年に米国・ボストンで滞在し、以来グローバルの人材と意見交換をする事が多く、今回寄稿します。

7月4日というアメリカ独立記念日に符合して発射された事を、報に接して筆者は最初に感じました。 米国を意識した発射と思われます。アラスカか、ハワイか、西海岸をねらったのかは判りません。 

しかし、小泉首相の談話にもありましたように、北朝鮮にとって発射は何のプラスにもならないと感じます。ただ、同日に北朝鮮の外務省が日本プレスに行った記者発表の様子も報じられましたが、「外務省は軍部の動きは関係ない」という席上の外務省研究員のコメントにありましたように、北朝鮮軍部と政府の足並みが乱れていて、内部統制が効かなくなっている可能性があります。

軍部が、精神主義に陥り、冒険主義に躍起になってしまい、合理的判断能力が落ちているとしたら、話し合い(六カ国協議、安保理開催)ももちろん重要ですが、兵糧攻め(経済制裁)しかないと筆者は思います。

経済制裁は小出しにせず、大規模に一気に、徹底的に行うべきと思います。マンギョンボン号のみならず、すべての船舶の日本の港での出入りを禁じ、人・物の流れを止め、送金も停止する。夏に向かいますから、一般市民における飢饉や凍死は考えにくいですが、軍部や党上層部にすべての資源が集まっていく今の仕組みを変えない限り、状況は変わらない。 

逆に、もし経済制裁を小出しにしたり、手をこまねいていると、冬に移り、一般市民の無用な凍死・餓死が増えます。 時間はありません。 北朝鮮のGDPは、島根県と同規模とされ、兵糧攻めが望ましいと思われます。

拉致にあった人々を守ることや、イラク人質問題に見るように、邦人を保護する能力は、現状の日本政府に乏しいと感じます。 冷静に、国際協調をしつつ、しかし断固とした姿勢で、日本国民を守り抜くことが必要と考えます。

国際協調では、中国と韓国が鍵であり、中長期にわたる信頼関係を生み出す為に、首相の靖国参拝は中止すべきと考えます。

六カ国協議、経済制裁、靖国参拝中止は、3点セットと思います。

平和がなければ、ビジネスもなく、いのちの生存もありません。

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