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風の谷と、実行の人。

7月30日(日)。 尾瀬のとなりにあり、せせらぎの音に包まれた、片品村の(有)尾瀬ドーフの見学会が開かれました。

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NPO法人ソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)の有志を含め10人が参加しました。

名づけて、SIJウォーターツアー。

水をテーマにし、ソーシャル・イノベーションに触れるツアーです。
日本の水が変われば、世界の水事情が変わるとの思いもあります。(参考:バーチャルウォーター

首都圏の水源地である片品村で、新機軸の農業と食に親しみました。


尾瀬ドーフ・千明市旺(ちぎらいちお)社長からお話を伺い、ざる豆腐を試食しました。 なめらかで、甘みとコクがある絶品です。

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同氏は、前職の酪農事業で失敗され、二千万円の借金からの再チャレンジ。 そして、豆腐で食と農の新機軸を切り開かれました。

千明社長のお話を伺うにつれ、参加の人々の表情がキラキラと。


筆者が感じたポイントは3点です。

・実行あるのみ。 「楽しそうですね」「やりたいことやってますね」という声をいただくとの事ですが、千明社長ご本人は「やるしかなかったから、やっている。お金がなくても、やらなければいけない」。
(理念型経営で、ミッションに突き動かされているように筆者は感じました。)

・高齢者は歴史の語り部。 大白大豆(おおじろだいず)は、片品の風土でしか育ってくれない。従来、片品の家庭用で味噌用にほそぼそと生産されていたが、品質を千明社長は評価され、その育て方を高齢者に教わった。
(地域活性化プロジェクトの成功要因でもあります。)

・多様性は力。 「育児中の主婦で、優秀な方が多く、ぜひどんどん働いてもらいたいと思うが、子供の世話で、限定的なパートタイムになりがちだった。しかし、会社に子供をつれてきてOKとした。今、子供たちは職場で走り回ったり、お母さんの働く姿をみられるようになった。障がい者や、外の土地の人々を社員やボラバイトとして柔軟に受け入れている。ここから片品村の自立が目指せる。」
(共感のコミュニティの視点です。)


工場で、千明社長のお話を一同でうかがった後、尾瀬山林塾の椎原一三(しいはらいちぞう)代表がお越しくださり、山歩きや林の中で「山造り」のお話を伺いました。

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一行は、大白大豆の畑に到着しました。 風の谷でした。

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尾瀬ドーフスタッフの方々の畑仕事にも、一行は遭遇しました。

東京でご定年となり、都内の市民農園よりも、と尾瀬ドーフに参加された方のお話を伺えました。
「日々新鮮。 一日働いて、くたくたになるけど、いやにならない。すがすがしい疲れです。」
また「水源地だから、農薬を下流に流すわけに行かない」とも。 社内は風通しよく、考え方が一貫していると感じました。

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牛舎にも、私たちは寄らせていただきました。
特に牛のにおい(田舎の香水とも。)はなくて、宿泊できるようになっています。

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湧き水のせせらぎ、深き森、温泉、おそば、大白大豆、ざる豆腐。

秋には、大白まつりが開かれます。 何度でも行きたくなる、片品です。

どうも、ありがとうございました。


【連絡先】
有限会社 尾瀬ドーフ
〒378-0404 群馬県利根郡片品村築地123 Tel: 0278-58-3480 / Fax: 0278-58-3409
http://www5.kannet.ne.jp/~ozedofu/

交通アクセス
新宿から直通の高速バスあり。(往復7,200円)
時刻表などはこちら(関越交通)
鎌田バス停で下車し、タクシーで10分ほど。

参考文献
おとなのための食育入門(農文協)

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