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稼ぐ人、安い人、余る人

企業の人材は3種類、という見方です。

『稼ぐ人、安い人、余る人』という本にまとめられています。

筆者は、キャメル・ヤマモトさんという、外資系人事コンサルティング会社のワトソン・ワイアットの方で、幻冬舎から2001年に発刊されました。 読みやすく、触発される本です。

本の内容は、ご存知の方も多いかと思いますが、いわく、

・稼ぐ人:どんどん企画をするタイプ。
・安い人:稼ぐ人ほど優秀ではないが、こつこつとまじめに取り組むタイプ。
・余る人:単にハンコをつくような仕事しかできず、会社で余ってしまうタイプ。

筆者が前職の外資系経営コンサルティング会社にいたときは、「余る人」を、コンピューターシステムに置き換えましょう、といって、クライアント企業への営業が行われていたりしました。

ただ、このメッセージの真の意味は「余る人は、土俵を変えると、稼ぐ人に変われる」です。

例えば、アメリカなら、コンピューター産業はかつて、ヒッピーのような、余っていた人たちが集まってきて、創りました。 ビル・ゲイツは大学中退であり、ノーマルな人から見たら、余っていた人といえます。

日本では、松下幸之助、本田宗一郎が起業家としてまず名が挙がりますが、小学校しか出ていなくて、学歴だけで見たら余った人といえます。

日本やグローバルで、社会起業家が出現を始めていますが、やはり、かつて余っていた人々かもしれません。

しかし、土俵を変えると、余った人は稼ぐ人に変われる。

例えば、障がい者は人口の1割存在します。 従来、税金の投入(福祉)の対象で、余った人と見られてきました。

しかし、土俵を変えると、稼ぐ人に変われる。 企業とジョブコーチの情熱とコーディネート次第で、雇用を生みだせる。

発想と実行次第で、展開がガラリと変わる。

無差別級ですから、学歴も職歴も、障がいの有無も関係なくなります。
誤解を恐れず言えば、今、IT長者で稼ぐ人と、引きこもって余っている人は、コインの裏表。

土俵さえ創れば、人間は変われる。 遅咲きも、不器用も、関係ない。

人間の尊厳です。

日本は、実は、チャンスが多い国である、と筆者は感じます。

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