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ラーメン屋とお役所

町角でラーメン屋さんに入ると、店内のカウンターで、サラ金のお姉さんが微笑むデザインのティッシュが山積みになっていることがあります。

お客の好みが変わり、客足が減り、資金繰りに窮し、でも地方銀行さん、信金さんから融資を受けられなくて、事業の継続の為に、いよいよサラ金に手を染めてしまったのでしょうか。 心配です。
おいしかったら、一生懸命だったら、ぜひ応援しましょう!

でも、ラーメン屋さんが、資金繰りに困っていると思ったら、ついにお役所も困っています。

今日の日経記事(電子版)です。

(以下引用)

http://www.nikkei.co.jp/news/main/20060702AT2C0100Q01072006.html

自治体向け融資が増加、全国の銀行7%増の14兆円・3月末

 全国の銀行の自治体向け融資が増加している。2006年3月末には約14兆1000億円と1年前に比べ7%増えた。景気回復を受けて銀行の融資は上向きつつあるものの、地方によっては依然厳しい状況が続いている。自治体向けの増加が全体の融資を底上げしている面もある。

 自治体向け融資が増えている背景には、財政投融資の縮小があるとされる。自治体向け融資をする公営企業金融公庫依存から脱し、自治体が借入先を多様化しようと銀行借り入れを増やしているもよう。 (07:00)

(2006年7月2日 日本経済新聞)

(引用終わり)

銀行は、ゼロ金利というサンタクロースの贈り物で、好業績を上げています。

財政投融資や補助金という、中央政府からの贈り物に、地方自治体は頼ってきました。
いわば、サンタクロース頼りです。 マニフェスト(住民との契約)はなく、経営はありませんでした。

でも、地方に行きますと、その地域で一番大きな企業は、自治体(県庁や市庁)ですから、住民は、自治体に頼っていきます。 

経営なく、モラルハザードで、サンタクロースが、何人いても足りない島が、日本です。

以前紹介しました、夕張市の財政破綻(自治体、倒産)では、夕張市民一人当たりの借金は400万円といわれます。

でも、日本国民一人当たりの借金は650万円と言われます。 もはや、いつ何があっても、おかしくありません。

1970年代の英国や、1997年の韓国のように、わが国も経済危機に見舞われ、IMFの管理下に置かれるかもしれないと筆者は思っています。
基礎からの変革(ファンダメンタル・チェンジ)が必要なのです。

大本営発表による、実体のない、期待感だけの景気回復のイメージが、先行しています。

サンタクロースを当てにせず、幸せを民間の自助努力でつかむ。

経営の実力をつけなければいけないのは、まさに今です。

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