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中国のGDP、イギリスを抜き世界4位に

3日の朝日新聞記事では、中国の経済規模がイギリスを抜き、世界4位になった事を報じています。

(以下引用)

http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200607030052.html

中国の経済規模、英国を抜いて世界4位に=世界銀行

 [北京 3日 ロイター] 世界銀行が算出している最新データによれば、中国の経済規模が英国を抜き、世界第4位となった。

 世銀によると、2005年に中国の生産額が2兆2638億2500万ドルに達し、英国をわずか9400万ドルながら上回った。

 米ドル建てに換算した国内総生産(GDP)ベースでは、中国はすでに英国を上回っていたが、世銀は過去3年の平均為替相場を用いてドル建てに換算した国民総生産(GNP)に基づいて経済規模を判断している。

 経済規模の1―3位は、米国、日本、ドイツで変更はない。

(2006年7月3日 朝日新聞)

(引用終わり)

仕事柄、筆者は様々の業種の方にお会いする機会がございますが、イギリス駐在をされていた金融機関の方から、お話を伺う事がありました。

その方は、日本からイギリスに赴任となり、初めてヒースロー空港に降り立った時に、周囲を見回して、イギリスは何か活気がない国のように感じました。 

「イギリスは、日本よりGDPが少ない国だし、なんとも寂しい国に来たのは当然だな」と感じたと話されます。

そして、3年の任期。 ただ、その間、イギリスでの暮らしが、豊かさがある、と感じることがしばしば。

気になって「どうしてだろう?」と、いろいろ調べてみると、例えば、イギリスのトップの大学を主席で卒業した人の進路が、象徴的であることがわかった、とおっしゃるのです。

例えば、日本でトップスクール(東大・慶大等)を主席で卒業すると、霞ヶ関の官僚か、トヨタ自動車など大企業か、外資系企業に就職するのが一般的と思われます。 いわばトップの人材は、経済的価値の追求に、送り込まれていきます。

しかし、イギリスで、オックスフォードやケンブリッジを首席で卒業する人は、その後の進路で、哲学か歴史の研究に進むという事がわかった、とおっしゃるのです。 そして、国のかたちや、暮らしの豊かさを、経済以外の価値を研究しつつ、提起する。

3年の任期が終わり、日本に帰国するとき、「イギリスはなんて豊かなんだ」。

中国のGDP拡大では、北京大などのトップの人材は、どのような進路に進んでいるのでしょうか。

哲学・歴史に進み、環境保全やエネルギー問題を研究してくれたら、グローバル規模の資源問題で、こんなにもめなかったかもしれません。 

中国を初めとしたアジア諸国は、雁が飛ぶ形のように、わが国のスタイルをみて、経済発展を進めてきました。

日本が、新しいスタイルを打ち出さないと、日本のコピー&ペーストがアジア諸国に広まってしまうと筆者は感じます。
このブログでも、提案を行っていきます。

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