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休載中に何があったか(開業に向けて)

こんにちは。

前回の社会事業家大会のレポートで、さまざまのご反応を頂きました。例えば、「日本ならではの社会起業家のスタイルを創りましょう」というお声もありました。皆様はいかがでしたでしょうか?

さて、今回、これも多くお問い合わせをいただいていることで、「休載中に何があったのか?」をご紹介します。具体的には、春先の記事のように、西荻窪に物件を借りて、障がい者(盲ろう者)が参加するカフェ&マッサージの開業準備に入っていたのですが、その後の経緯はどうなったのか? です。

物件を借り、内装工事屋さんと検討を始めました。一方、資金調達で、一定の自己資金を用意していたのですが、外部機関から借入を起こす必要がありました。 つまり、カフェ単体、またはマッサージ単体、ならば、開業資金は最大1千万円というのが一般論ですが、カフェ&マッサージという複合型です。保健所のご指導により、相互に密閉する必要があり、空調・配管・設備代が倍になることになります。

ですので、自治体の創業支援制度や、地元の信金さんに行き、交渉しました。熱意を認めていただき、融資のご意思を示してくださりました。しかし、ある政府系金融機関にもお話にいく必要がありました。つまり、3つの金融機関の組み合わせ(ポートフォリオ)で資金を調達する作戦でした。

政府系金融機関のご担当者は、プラスに評価しようと内部で懸命のご検討をしてくださったのですが、「前例がない」。資金調達の作戦が崩れました。

物件を解約し、仲間たちと話し合いました。「このまま白紙にするのか、それとも、可能な形で始めるのか」。

「白紙にはしたくない」とある仲間は話しました。
そこで、開業資金が少なくとも、始められる形を考えました。

マッサージに特化する判断を私たちはしました。訪問マッサージという業態です。
盲ろう者は、通訳介助者への手当の財源が必要です。そこで、店舗を持ってしまうと、不動産の賃貸コストやお店常駐の人件費が膨らんでしまいます。しかし店舗を持たずに始めることで、前述の財源を捻出できます。各地に広がることができるビジネスモデルです。

一方、顧客として、民間企業を考えてみますと、職場で健康管理を始めるきっかけになります。職場ストレスは経営リスクという世の中です。さまざまのニーズがわかってきました。

こうして、7月1日に、サービスインをさせていただくことになりました。
HPはこちらになりました。 スロー・ファミリー・マッサージ

社会で余る人が、稼ぐ人に変わる。 新しい価値を生み出す。 国を頼りにしてはいけない。 社会起業家の出番と思います。

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